●髪質改善どうして根元染め、落ち着いたお色がいいの?
髪質改善中の方へのお願いに含まれているカラーについて。
全体染めたいんだけど…?という声もチラホラ…。
なんで根元染めがいいのかをキッチリご説明しましょう!
こんにちは、スピアの松尾です。
髪を大切にしている女性ならみなさん気になるダメージ。
扱いやすい髪の毛にしていくためには大前提として、
このダメージを避ける必要があるんですが、
これを避ける為に美容室のカラーでオススメされるのが、
“リタッチ”です。
リタッチって?
リタッチとは、
髪の毛が伸びて黒く出てきた根元の部分のみを
カラーする事を言います。
生えてきたばかりの髪の毛はパーマやカラーの履歴ゼロ!
まだまだ元気な髪の毛です。
ここに1度カラーがのるだけなので、
ダメージは最小限ですみます。
“全体カラーじゃないと色がキレイにならないんじゃないか”
と気にされて毎回全体カラーをしている方や、
毎回色味を変えたくて全体カラーしているという方は
けっこういらっしゃるのではないでしょうか?
下の写真を見てください。
はじめに①の部分を全体カラーしたお客様がいらっしゃったとします。
そして、
この方が毎回全体をカラーした場合と
リタッチをした場合でダメージの蓄積具合いを比べてみましょう!
先ほどの1回目のカラーから数ヶ月が経ち、
その後7回カラーを繰り返した時で比べます。
まずは全体染め。
(これはあくまでもダメージの蓄積を目で見て
分かるように簡素にしたものです)
先ほど上記で染めていた①の部分は、
髪が伸びて毛先のほうに。
毎回全体カラーをすると、毛先にかけてダメージを
貯金していってる感じですね。
それでは、リタッチの場合はどうでしょうか…
こんな感じ!
先ほどのようにたくさんの線が重なっていませんよね?
実際にはさほど髪に変化を感じていないかもしれませんが、
このように図で見ると、
全体カラーで髪に負担がかかっている事が
よく分かります。
伸びた根元だけをカラーする事で、
毛先にかけてのダメージを最小限に抑える事ができる為
スピアではリタッチをオススメしています。
ですが、“徐々に髪が明るなってきた”などの
褪色が気になって色を落ち着かせたいという方には
全体カラーは必要ですので、
その時ばかりは、全体染めが必要になります。
●なんで明るい色より落ち着いたお色の方がいいの?
明るい色はどうしても色落ち(褪色)しやすく、
全体染めの頻度が高くなりますし、
明るくするという事は、それだけ髪を脱色する作用も大きくなるため
髪に負担がかかりやすい事があげられます。
落ち着いたお色ですとそれほどお色の変化がないため、
リタッチのみですみますし、極力髪に負担をかける事なく、
キレイな髪の状態を長く楽しんでいただく事ができるので
髪質改善をされている方にはオススメしています。
長くなりましたが、
今までカラーをなんとなく全体染めで続けていた方も、
美髪を目指すなら、ぜひ参考にしてみてくださいね!